今日は朝から圧力鍋がシュシュシュシュ、シュシュシュシュ…言ってました。

お味噌を仕込んでたんです。
大豆1kgをゆでるのに、2台の圧力鍋で、3回転。
すなわち、6回に分けてゆでたということです。

なぜ、こんなに小分けにしたのか。それには重大な理由が。
それは後ほど。

先に今日の簡単レシピでーす!
 

豚肩ロース肉とウズラ豆を甘辛ーく煮込んでます。

お肉はホロッホロです。あったかいごはんの上に、ザクザク切った水菜を敷き、その上からお肉とお豆、そして煮汁をかけて、どんぶり仕立てでいただきました。


お豆は当初入れる予定ではなかったのですが、ふと実験してみようと思いついて、
乾燥したままのうずら豆を煮込むときに一緒に入れました。
最初加圧時間を5分で煮てみたら、まだお豆がかたかったので、+5分でいい感じ。
トータルの加圧時間は10分でしたー。

では、レシピ
☆豚肩ロースのチャーシュー、うずら豆入り☆

・豚肩ロース肉(かたまり)…300g
・うずら豆…50g

・酒…50㏄
・しょうゆ…50㏄
・砂糖…大さじ1
・水…1カップ

・しょうがの薄切り…2枚

1)豚肩ロース肉は、1㎝程度の厚さに切り分け、フライパンで表面を香ばしく焼き付ける。
(この工程は省いてもOK)

2)圧力鍋に煮汁の材料を入れてよく混ぜ、(1)の豚肉と、水洗いしたうずら豆を入れる。
うずら豆は、煮汁につかるようにする。

3)高圧のオモリをセットして、加熱。
沸騰してオモリがふれてきたら、オモリが止まらない程度の弱火にして10分加圧し、火を止めて余熱調理。

4)圧力が下がったら蓋を開け、好みで煮詰める。


本来お豆は一晩水につけてから調理しますが、ただいまいろいろ実験中のため、乾燥状態で入れてみました。お豆を入れない場合の加圧時間は5分です。
アサヒ軽金属のゼロ活力なべを使用しています。他社の圧力鍋をお使いの場合は、加圧時間を長めに調整してください、

あれば、八角を入れたり、五香粉で香りづけしてもおいしいですよ♪




さてさて、味噌を仕込むためのお豆を6回に分けてゆでた理由ですが。

お豆って、煮ると泡がたくさんでたり、皮がめくれたりします。
そのため、どのメーカーの圧力鍋でも、お豆を煮るときは煮汁もすべて含んで、

鍋の深さの1/3まで

と決められてます。

これは、泡が蒸気ノズルから吹きこぼれたり、その吹きこぼれがノズルの中で固まったり、まためくれた皮がノズルをふさぐことがないように、安全を考えての注意事項となっています。

これを守らないと、鍋の中で異常な圧力がかかり、安全装置が働くことがあります。

圧力をかけて調理するお鍋なので、安全に使えることが第一ですよね。
そのためには使う側も気を付けなければいけないポイントがあるわけです。

ゆでる前の鍋は、こんな感じ。

 

 
  鍋の側面に、最大量の目安が載ってますが、その線よりも下にしています。
一晩しっかりと水につけたお豆なので、入れるお水は1カップだけ。加圧時間は高圧(赤いおもり)で、1分間です。

これで、軽く指でつぶせるくらいやわらかくゆであがります。
ゆであがった大豆はバーミックスでつぶして、塩切り麹と合わせて仕込みました。

おいしいお味噌ができるといいなー♪


これからお味噌作りをされる方もいらっしゃるかと思いますが、大豆をゆでるのに圧力鍋を使われる場合は、くれぐれもノズルのお掃除と、最大調理量の確認をしてくださいね。

 

 

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