今日もブログを見にきてくれて、ありがとうございます

金曜日は、圧力鍋相談室の日。
(今週は忘れなかったよー) 

あきこの部屋文字入り


今日も一緒に、圧力鍋のお勉強していきましょうね。


今回は、メルマガの読者さんからのご質問です。

「圧力鍋で調理しない方がいい食材はありますか?
見た目ではなく、栄養面でオススメできない食材があれば
教えてください」

(Aさん、84歳男性)


ご質問ありがとうございます。

84歳で、圧力鍋を使って、自炊されてるなんて、
素晴らしい!
メルマガもご購読ありがとうございます!




栄養面で。

ということですが、


栄養関係については、全然詳しくなくて、
当たり前のことしか言えません。

ごめんなさい。



一つ言えるのは、

「熱に弱い食材の栄養素は期待できない」
ということ。

圧力鍋に限らず、普通のお鍋の場合でも、
お湯が沸騰すれば、100℃です。

圧力鍋は、圧力がかかるという性質上、
100℃以上の高温調理になります。

なので、圧力鍋だからというわけではなく、
「加熱調理」で失われる栄養は、
圧力鍋でも同じです。

圧力鍋で調理すると、普通の鍋よりも高温になる分、
加熱時間が短いため、栄養の損失が少ないという実験もあります。

0501-2

生野菜に含まれる「酵素」は、熱に弱いので、酵素を期待するなら、生食で。


また、一般的に熱に弱いとされるビタミンCですが、
ジャガイモやサツマイモ、レンコンに含まれているものは、
でんぷん質が守ってくれるため、圧力調理、高温調理しても
損失が少ないので、安心ですね。


ちなみに、こんな記事を見つけました。

圧力鍋で調理をすると、栄養分はどうなるの?
(外部サイトへジャンプ)



でも、実のところ、
栄養的なことは、よくわからないので、

ここからは、私自身の体験をもとに
圧力鍋にオススメの食材と、オススメしない食材について
お話ししますね。



6e2502f6.jpg


◎圧力鍋にオススメの食材

・ご飯や玄米、豆など


特に玄米は、普通の炊飯器で炊くよりも
もっちり、ふっくらと炊き上がります。

高圧の圧力鍋なら、さらに柔らかく炊け、
消化吸収しやすくなります。

・骨まで柔らかく食べられる煮魚

魚の骨も、気にならないくらいにやわらかくなるので、
小さいお子様やご年配の方も安心です

お箸ですっと切れる豚の角煮や、とろとろの牛すじ
鶏もも肉や手羽などの骨付きの肉

時間のかかる肉類が、短時間の加圧でやわらかくなります。
普通のお鍋なら、1時間以上かかるような食材でも、
わずか数分で、何時間も煮込んだようなやわらかさになります。

ゴロゴロ大きく切った根菜類
(大根、ごぼう、人参、レンコン、イモ、ネギ類)
大きめに切った根菜も、わずか数分の加圧でやわらかくなります。
さらに、にんじんなどは甘みが引き出されて、お砂糖なしでも甘くなります。


などと挙げていくと限りがなくて、
ほとんどの食材が圧力鍋で調理できます

普通のお鍋での調理と比べると、
食感や仕上がりが全然違う!

基本は圧力鍋で調理するけど、たまに普通の鍋で煮ると、
その違いにびっくりします!
(もちろん、圧力鍋調理のものが好きです♡)


◎圧力鍋にオススメしない食材

・青菜類
加圧時間の調整が難しく、火が通り過ぎてトロトロになったり、色が変わってしまうから

・ブロッコリー
火を入れすぎると、ボロボロになるし、
固すぎなのも、嫌なので、ストライクゾーンが狭いのです(私のわがままです)
その調整が難しいので、うちではフライパンで調理します。

でも、生徒さんの中には、
自分的ベストの圧力鍋茹でをしている方もいるので、
あくまでも「私の場合は」です。
ちなみに、水1カップ(最低水分量)を入れて、一瞬加圧して急冷らしいです。

・鶏ムネ肉 

火が通り過ぎると、パサパサしてしまうので、
ちょうどいい加減が難しく、あまり圧力調理はしません。

でも、余熱を生かすなど、火入れを工夫すれば、
美味しく調理できます。
圧力鍋で作る「鶏ハム」は絶品です。

豆腐 

火が通り過ぎて、すが入るので、圧力調理後の後入れがオススメ
麻婆豆腐の場合も、豆腐は後入れで

・牛乳、豆乳
 
加熱しすぎると、モロモロになってしまうのと、
沸騰した時に蒸気口から噴きこぼれることがあるので、
加圧調理後に加えます。
(沸騰させないプリンや自家製豆腐は加圧調理します)



あと、圧力調理してはいけないものとしては

・大量の油で揚げ物とか、
・大量の酒(ビールも含む)で加圧調理とか、
・カレーやシチューのルウを入れて加圧とか、
・重曹を入れて加圧とか、


しないでくださいね。

ビール煮とか、コーラ煮なんてレシピもありますが、
炭酸は熱が入ると沸騰して噴きこぼれる危険性があるので、
オススメしません。
(作るなら、蓋を開けたまま加熱して、沸騰して炭酸やアルコールをしっかり抜いてから、
加圧調理してください)

ワイン煮などのレシピは、沸騰してアルコール分をしっかりと飛ばしてから、
調理してくださいね。


圧力鍋で「美味しく作る」ってことも大切ですが、
それよりも、もっと「安全に使う」ってことが大事。

正しく、美味しく使って、普段のお料理にどんどん役立ててくださいねー♡




明日から、3月!
3月の講座、現在募集中です


3月のレパートリー講座

「圧力鍋で、春和食、始めましょう」
10738303360_IMG_6759

☆たけのこごはん
☆あさりと菜の花の茶碗蒸し
☆新じゃがと根菜と豚肉の胡麻味噌煮
☆(出汁を取った後の)昆布の佃煮
・いちごさくらもち



(日程)

・3月6日(水) 11〜14時(あと名さま)
・3月7日(木) 11〜14時(あと名さま)
・3月10日(日) 11〜14時(あと名さま)
・3月19日(火) 11〜14時
・3月20日(水) 11〜14時 ※お子様(未就園児)連れOKデー(満席になりました)



(開催場所)

横浜市港北区大倉山 「こもれびサロン

東急東横線大倉山駅から徒歩5分



 →詳細・お申込みはホームページへ



◎圧力鍋のことがよくわかる!無料メールマガジン発行しています
お申込みはこちら


 

ブログランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。
にほんブログ村 料理ブログ 圧力鍋料理へにほんブログ村

レシピブログに参加中♪