6月、7月と2ヶ月間、全3回の圧力鍋上級講座を開催しました。

 

 

圧力鍋をもっとちゃんと理解して使いたい!

圧力鍋ともっと仲良くなりたい!

 

そんなきっかけから、受講してくださった皆さんの、最終のゴールは

 

「自分が作りたいお料理を、圧力鍋で作れるようにアレンジできる力をつける」こと。

 

そのための、最終仕上げです。

 

 

まずは、調理実習。

圧力鍋で野菜を茹でてみます。

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いつもの3台のお鍋。

このチョイスの秘密は、講座で明らかに(期待させてみる)

 

 

茹でたお野菜を食べ比べて、メモメモ。

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それから、圧力鍋で同じように作った豚の角煮も食べ比べ

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圧力鍋が変われば、加圧時間が変わる。

圧力鍋が変われば、調理温度が変わる。

 

その違いがよくわかる食材、あまりわからない食材、

それを実感してもらうのが狙いです。

 

 

この実習で、お鍋ごとの火の通り方や加圧時間の考え方をつかんで、

レシピにないお料理を作るときに、どんな風にアレンジしたらいいのかを

考えていきます。

 

それを、私は「レシピの翻訳」と表現しています。

 

例えば、カレーライスなら、お水を加えてコトコト煮るところを、

圧力鍋にチェンジする時に、水加減、加圧時間を調整しなければなりません。

その時、どうやってその水加減と加圧時間を変えればいいのか。

そのポイントをお話ししました。

 

3回目の講座用に宿題を出してました。

それは

「自分が作りたいお料理のレシピを持ってくること」

 

それを実際に「翻訳」していきます。

 

5人がそれぞれのレシピを持ってきてくれたので、

5つのレシピが、「翻訳」できました。

 

 

「翻訳」するときのポイントは、

 

作りたいお料理のイメージを明確にすること

作る上で、優先したいことを明確にすること

 

これが決まっていないと、迷路に入ってしまいます。

でも、皆さん、しっかりと仕上がりのイメージを描いてくれていたので、

スムーズに「翻訳」できました。

 

実はこの「翻訳」という作業。

私がレシピを考えるときに、よく使う手法です。

 

あらま!手の内明かしちゃったじゃないの!?

 

 

私が圧力鍋に携わって、経験してきたこと、

考えてきたこと。

その全部を詰め込んだ講座になりました。

何より、開催した本人が一番楽しかったかも。

 

 

上級講座というと、すごーく難しい内容になるのかな?という不安や、

さぞかし手の込んだお料理を作るんだろうか?という想像や、

プロになる訳じゃないし…と思った方もいますよね?

 

「上級」って名前が悪いのかなー?「圧力鍋マニア養成講座」にしようか?(笑)

 

でも、決して手の届かない内容じゃなくて、

普段使っている圧力鍋をより深く理解して、いざという時にも慌てないように、

自分の好みにあわせて使いこなせるようになる講座です。

 

いつもの講座では、ご紹介するお料理が作れることが目的なので、

あまり圧力鍋の仕組みや構造、ましてや取説について語ることは

なかなかできませんが、上級講座なら、その部分まで丁寧に、

詳しくご説明しています。

 

でも基本、関西人やから、笑いを交えて楽しく説明するから、難しくないでー(笑)

 

 

あっと、3回目のランチは、

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角煮バーガーと、

茹でたじゃがいもを使ったポテトサラダ、さつまいもをカレーミルク煮にしました。

あと、野菜たっぷりのシンプルスープ(固形スープの素不使用)も作りましたよ!

 

デザートは、大好きなくみぱうんどのパウンドケーキをお取り寄せ。

なのに…写真撮るの忘れたー!!!!

 

 

上級講座1期生は、全部で5名様。

もうすっかり仲良くなって、ランチ会か飲み会をやろうかと計画中。

またそれぞれに交流して、情報交換も。

 

いい仲間ができて、私もうれしいです。

 

 

2期生は、10月スタートの予定です。

月1回、日曜日に開催します。

 

日程が決まったら、改めてご案内しますね。

 

圧力鍋って、深く知れば知るほどたのしい。

そんな仲間が増えてくれると、もっと楽しい♡です。

 

 

1回目、2回目のレポートはこちらをご覧ください。

 

●1回目:圧力鍋上級講座始まりました!

 

●2回目:やっぱり圧力鍋って、どれも一緒…じゃない!!