春休みで、大阪に帰省しております。
メールのお返事等、少しお時間を頂戴しております。
おゆるしくださいませ。


大阪に帰ってきて、実家に行く前に、
16年間暮らしてきた町へ。

よく行ったカフェ。
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うさぎとぼく

ゆる~い穏やか~な空気が流れる、
暖かい空間です。

久しぶりに行ったら、マスターから
こんな粋なプレゼント
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ラテアートが「おかえり」

なんか嬉しいね。


この後、馴染みのパン屋さん、子どもたちが育った保育所と学童に立ち寄ってから、
実家へと向かいました。

どこに行っても

おかえりー!!
大きくなったねー。元気だった?

小さい頃から見てきてくれた人たちに会えるって、こんなにも心が満たされるんだね。

そして実家へ。
母は相変わらずパワフルで、年々パワーアップしてると思う。
本当にこの人にはかなわない!!
自慢の母です。


そして、父のいる病院へ。、
父は3年前の春に脳梗塞で倒れて、
それ以来、入院してます。
左半身麻痺があるので、思うように体を動かすことができません。

それでも、頭ははっきりしていて、顔を見せたらちゃんとわかってくれました。



今回の帰省には、大きな目的が。
父と母の金婚式、結婚50周年なのです。


家族でお祝いするため、病院の外出許可をもらって、車椅子ごと乗れる介護タクシーを使って、父が家に帰ってきました。


ここに至るまでの母の頑張りは凄かった!


口から食事ができるようにと、
訓練にも気長に付き合い、病院に通い、
父の症状について勉強し、
本当にすごい人です。

その想いが実って、ようやく一時だけでも家に連れて帰ることができました。

母の頑張りのおかげで、娘として金婚式を祝うことができて、私の方が幸せをもらいました。


改めて、お父さん、お母さん。
金婚式おめでとうございます。
2人揃って、この日を迎えてくれて、
娘としてこんなに嬉しいことはありません。
4年前に大阪を離れることになってから、
次の春に父が倒れた時には本当に辛かった。
近くにいたら、いつでも顔を見に行けるのに。
何かあったら駆けつけたり手伝うことだってできるのに。

でも、私たちが幸せに暮らすことが
親孝行になるんですよね。
そう信じたいのです。


父が元気な時は、手をつないだりしなかったけど、
父が倒れてからは、顔を見に行くたびに手を握って話をします。
たくさんは喋れなくても、目で話をしてする。その時間が私にとっても癒しの時間なのです。

父の手。
サラリーマンだったんだけど、料理が趣味で、あっという間に美味しいものを作っちゃう魔法の手。

お父さんの料理好きなところ、受け継いだのかな?

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親孝行しようと思って帰省してしたけど、自分の方がたくさんの幸せをもらいました。
今回、写真を撮りたい!と、カメラを持って帰ったけど、ファインダーを覗きながら、私が1番満たされた気持ちになれました。



子どもたちも大きくなり、
こんな風に揃って帰省することは難しくなるのかなー?

でも、いつまでも私は父と母の娘ですから。

金婚式、おめでとう。
揃ってこの日を迎えてくれて、本当にありがとう。