圧力鍋で、作りたい料理の上位にランクインするお料理。
牛すじ。

今回は、圧力鍋を使った牛すじの下茹で方法をご紹介します。
下茹でしておけば、お料理にすぐに使えて、とーっても便利ですよ!

コラーゲンが溶け出して、ぷるんぷるんの牛すじ肉。
短時間でこんなにやわらかくなるなんて、
「圧力鍋さまさま♪」って感じですね。




我が家流のやり方ですが、 全手順写真入りでご紹介いたします!!!

(材料)
・牛すじ肉…1㎏程度
・水…2カップ(400ml)
・酒…1カップ(100ml)



1) 牛スジを圧力鍋に入れて、かぶる程度の水(分量外)を加えて火にかけます。
この時、蓋はせずに加熱します。

 まずは生のまま、 大きな塊のままで大丈夫です。



2) ぐらぐらと沸騰してきたら、中火にして5分ほど加熱します。
お肉の灰汁やら、いろいろ、どろどろと出てきます(←表現ヘタか!)
 


3) 火を止めて、なべごと流しに運びます。(やけどに注意してくださいね)
なべに直接水を流して(弱めの水流で)洗います。

 

4) 手で触れるくらいに冷えたら、お肉を一つ一つ丁寧に洗ってザルに上げ、
食べやすい大きさに切り分けます。


中はまだ生の部分があるけど、もう一度加熱するのでご心配なく。
少し加熱してから切ると、生の状態のようにぬるっと包丁が滑らず、切りやすいですよ。


この時に、お肉の状態をチェックします。
白い固いすじが多ければ、加圧時間は長めに、薄くてやわらかいお肉が多ければ
短めにと、お肉の状態によって、圧力調理の時間を調整します。



5) 切ったお肉は、綺麗に洗った圧力鍋の中に入れます。
水2カップ(400cc)と、酒1/2カップ(100㏄)を加えます。


 お肉が水に浸かっていない部分もあっても大丈夫ですよ~♪


もちろん、もっとたくさんの水でゆでてもいいのですが、時間がかかっちゃうので、私はこのくらいの水分量でやってます。


6) 高圧のオモリをセットして加熱スタート。
沸騰してオモリがしっかり振れる(=圧力がかかる)ようになったら、
オモリが止まらない程度の弱火にして10分加熱します。

今回は白いすじが多い固いお肉だったので、加圧10分ですが、
薄くてやわらかいお肉なら、5分でも大丈夫です。


我が家の場合、8段階あるIHの「6」で加熱を開始し、オモリがしっかりと振れてきたら、
「4」に下げます。
ここで下げ過ぎてしてしまうと、オモリが止まってしまうことがあります。

オモリが振れている=安定して圧力がかかっている

という状態なので、オモリが止まらないように火力を調整することが大切です。

※説明書には「弱火」となっていますが、ご家庭のコンロに合わせて
「オモリが止まらない程度の弱火」にしてくださいね。

※圧力鍋によって、加圧中の火力調整の方法が異なります。
詳しくは取扱説明書をご覧ください。


7) 加熱時間が終了したら、そのまま余熱で放置し、 圧力が下がったら蓋を開けます。

これで牛すじ下ゆでは完了です!!


もう、とろんとろん~♪

このまま大根おろしとネギとポン酢と一味をかけたら、いいおつまみになります。


ゆでたお肉は小分け冷凍も可能。すぐに使うなら煮汁ごと冷蔵で。
冷蔵すると、冷えると上に脂分が固まるので、それを取り除けばカロリーダウン。
 煮汁はプルンプルンの煮凝り状態に固まりますよ。

あとは煮込みにするもよし、おでんにするもよし、カレーや肉じゃが、
牛すじの牛丼etcなどなど、とーっても便利に使えます。





ちなみに冷蔵するときは、密閉容器にポリ袋を入れて使ってます。
こうするとべとべとの脂汚れが密閉容器に直接付かないので、洗い物がラクラクです。


圧力鍋で調理した牛スジのプルンプルンの食感。
ぜひぜひ楽しんでくださいね!


 次の記事では、圧力鍋を使った牛すじ煮込みの作り方をご紹介しますね!




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