圧力鍋って、どれも同じじゃないよ!
メーカーや製品によって、かかる圧力値が違うよ。

圧力値が違うと、調理温度が変わるから、
加圧時間を調整する必要があるよ。

ということは、ことあるごとに何度もお伝えしています。


じゃあ、「加圧時間」さえ変えれば、同じ仕上がりになるのでしょうか?


こんな実験をしてみました。


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同じ食材を、高圧低圧で、調理して比べてみる。

という実験。


今回は、牛スジ肉。

一度茹でこぼして、食べやすく切った牛スジ肉。



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左:高圧(赤いおもり)で、10分加圧

右:低圧(白いおもり)で、20分加圧

調理温度が変わるので、加圧時間を10分長くしてみましたが、
結果は


高圧調理の圧勝!!!

もう、とろっとろ♡


牛スジ肉などに含まれるコラーゲンは、
高温で調理する方が溶けやすいので、
短時間でもトロトロになるということ。

だから、トロトロに柔らかく仕上げたいスジ肉は、
高圧の方がオススメです。
でも、加圧時間が長くなりすぎると、ホロホロに崩れてしまうので、ご注意を!

低圧でも、普通の鍋でコトコト煮たものに比べたら、
断然とろとろ!なので、やっぱり、圧力鍋はすごい!のです。

ということで、こちらのレシピも、
圧力値や、使う牛すじの状態に合わせて、
加圧時間を調整できるレシピにしています。

【牛すじ煮込み】圧力鍋でトロトロ!
圧力鍋で作りたい「牛すじ」 生の牛すじを、いきなり圧力調理すると、臭みがゆで汁と肉に残ってしまいますが、一度ゆでこぼしてから、下ゆですることで、ゆで汁まで無駄なく使えます。 圧力鍋でゆでた牛すじはとろとろ!圧力が高いものほど、とろとろになるので、ぜひ「高圧」で作ってみてください。 お好みで根菜類などを加えたり、味噌味にアレンジしてもおいしいですよ。


牛すじをとろとろに煮たり、豚の角煮を柔らかくしたり、
魚の骨まで柔らかくするには、断然高圧の方が効果が高いけど、

一方で、鶏胸肉を使ったお料理や、煮崩れしやすい野菜料理などには、
ちょっとパワーが強すぎることも。


そんな時は、圧力切替えができる圧力鍋が便利ですが、
それを、使いこなせてる人って、少ないんじゃないかな?


うちごはんラボの圧力鍋レッスンでは、
圧力値の切替のコツなどもばっちりご案内しています。

さあ、楽しい圧力鍋の世界へ、
あなたも仲間に入りませんか?


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