スーパーでも普通に見かけるようになった「米粉」。
みなさんは使っていますか?

「グルテンフリーの人が使うものでしょ?」
「パンやお菓子を作る人向けじゃないの?」

そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。

実は私、米粉を使い始めたのは2005年頃。
まだ「グルテンフリー」という言葉もほとんど聞かなかった時代です。
当時勤めていたメーカーでは、食品を粉末にするブレンダーを販売していました。

「お米を粉にできたら、小麦アレルギーの方にも役立つんじゃないかな?」

そんなことを考えて、お米を粉にする実験までしていました。

……でも、お米って洗って乾かしてから製粉する必要があるんです。
家庭でやるには、なかなか大変(笑)

「これはメーカーさんに頑張ってもらおう!」
と、あっさり断念しました。

今ではスーパーで手軽に買える時代になったので、本当に便利になりましたね。




そんな私ですが、今回、
株式会社 波里さんとNadiaさん主催の「お米の粉 勉強会」に参加してきました。

20年以上使ってきた米粉ですが、

「だから使いやすかったんだ!」と、
今まで感覚で使っていたことにちゃんと理由があると分かり、すごく面白い勉強会でした。

今日は、その中でも
「これはもっと多くの人に知ってほしい」と思ったことを10個ご紹介します。



① 米粉にも種類がある

昔からある白玉粉、餅粉はもち米から。上新粉はうるち米から作られています。
最近スーパーで売られている「米粉」は上新粉と同じうるち米から作られますが、
上新粉よりももっともっときめ細かくして、料理・製菓・パン用に使えるように作ったもの。

波里さまからも、用途別の米粉が販売されています。

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左:料理・お菓子用 右:パン用



正直、私もこの違いはあまり意識していませんでした。
用途が違うと、吸水率が変わります。
吸水率が変わると、仕上がりの食感が変わるんだそうです。

吸水率の違いを実験。

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左:料理・お菓子用米粉 中:パン用米粉 右:小麦粉

同量の粉を同量の水で溶いて実験。
吸水率が低いパン用の米粉は置いておくと上澄みができます


普段の料理に、小麦粉の代用に使いたいときは、「料理・製菓用米粉」を選んでくださいね。
(一般的にスーパーで売っている米粉のほとんどが料理・製菓用です)

また、メーカーによる違いもあるので、レシピと同じメーカーの製品を選ぶのもポイントです。



② 揚げ物がサクッと仕上がる

米粉は油を吸いにくいので、時間がたってもサクサク。

これは我が家でも実感しています。

唐揚げを作るときは、気づけば米粉を選ぶことが増えました。

実際に、米粉と小麦粉のからあげを食べ比べ。
サクッとした食感は米粉の方が強く感じました。
味は、どちらもおいしかったです♪

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③ グルテンを含まない

グルテンフリーを実践している方や、グルテンを控えている方にもおすすめ。



④ 混ぜすぎを気にしなくていい

お菓子作りで「混ぜすぎ注意!」と神経質にならなくていい。
初心者にも扱いやすい理由が分かりました。
米粉は、グルテンを含まないので、混ぜても粘り気が出にくいのです。


⑤ ふるわなくていい

これ、地味に重要なポイント。米粉はサラサラなので、ふるわずすぐに使えます。
ケーキを作るなどに、特に便利さを実感してます。



⑥ 洗い物がラク

実はここも私のお気に入り。
水分と混ぜても、粘り気が出ないので、ボウルについた粉も落ちやすい!

後片付けがラクなんです。

料理は作るだけじゃなく、片付けまでが料理ですからね。

⑦ いろいろな料理に使える

唐揚げ、ホワイトソース、とろみ付け、お好み焼きetc

パンやお菓子だけではありません。
薄力粉で作るお料理は、米粉で代用できるものも多いんです。

ちなみに我が家では、米粉の方が出番が多いので、薄力粉がなかなか減りません(笑)
(気づいたら賞味期限が切れていたことも何度もあります、汗)

⑧ 全部置き換えなくていい

全量を米粉で作る!と思うと難しいけれど、薄力粉で作るものに
少しブレンドしてみるのもおすすめです。

実際に食品メーカーさんでは、しっとりやカリカリの食感を出すために
米粉をブレンドすることもあるそうです。



⑨ 食べ比べて分かったこと
勉強会では、小麦粉と米粉で作った料理の食べ比べもしました。
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上:小麦粉  中:パン用米粉  下:料理・お菓子用米粉 

シフォンケーキは、どれもおいしい!
じっくりと「比べる」という視点で食べてみると、生地のしっとり感は、米粉が強く感じました。
米粉の2種の比較では、若干ですが、パン用の米粉の方が滑らかに感じました。

どれが正解ではなく、それぞれに違ったおいしさがありました。

だから、「全部米粉!」じゃなくてもいい。

料理によって使い分けるのが一番楽しいなと思いました。

⑩ 私が20年以上使い続ける理由
(最後は勉強会で学んだことではなく、私自身の答えです)

私が米粉を使い続けている理由。

それは、ラクだから。

ふるわなくていい。

混ぜすぎを気にしなくていい。

洗い物もラク。

毎日の料理って、それだけでも十分頑張っています。
だから私は、「料理をやめるためのラク」ではなく、「料理を続けるためのラク」を選びたい。
米粉は、そのための心強い味方なんです。




20年前、自分で米粉を作ろうとして挫折した私。
まさかこんなに手軽に米粉が買える時代になるなんて、想像もしていませんでした。

今回の勉強会は、新しいことを学んだというより、
「私がずっと使い続けてきた理由」の答え合わせをしたような時間でした。

もし米粉が気になっていたなら、全部を置き換えなくても大丈夫。

まずは唐揚げだけ。

ホワイトソースだけ。

小麦粉の半分だけ。

そんな気軽な一歩から始めてみると、「思ったよりラク!」という発見があるかもしれません。


私は、こんな料理で米粉を使ってます。


*市販のカレールウを使わず、米粉で「なんちゃってカレールウ」を作ってます




*名古屋風の手羽先(手羽中)も、米粉で油控えめに



*お菓子類は米粉で作るのが私の定番です



今回の勉強会で、米粉への理解が深まりました。
ぜひ、米粉で新しいレシピを作りたいと思います♪

株式会社波里さま、Nadiaさま、貴重な機会をありがとうございました。



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